2008/03/31

サンスパに共感

先週、「イブニング」(講談社)8号の連載「サンスパ」の中で、
ライバル会社に産業スパイをしに事務員として入社した
主人公の女子技術者(現在左遷中)、花丸さんが、
同じ会社からスパイ先(?)の会社に引き抜かれた
優秀な技術者(技術バカ)の有馬から、
彼女の開発した携帯音楽プレーヤー「首メダル」
(まったく売れなかったので彼女は備品課に左遷)
の省電力設計を高く評価されて
「わかってくれる人がいた!」
と感動しているシーンにとっても共感。
自分の作ったものをポイントはずさずに評価されると
ほんとにうれしいよなーと。
しかし、ふりかえって自分を見ると
そもそも、たった一人でも他人が高く評価してくれるような
結果の出た仕事してないじゃないかー!
花丸さんがうらやましい、と軽くへこむのだった。
まーでもこの作品、私にはかなりおもしろい。
「島耕作」よりよっぽど会社員マンガになってるし。
花丸さんが有馬に「スゴ腕の技術者」と勘違いされて
心の中で「技術者だけどスゴ腕ではない」と否定して
自分で言ってて悲しくなってるとことか、これも共感。

じみーな連載だけど、同じ雑誌からドラマ化されるやつより
ずっとおもしろい。おすすめ。

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2007/07/26

独身女性の周囲に迫るもの

2ちゃんねる少女漫画板佐藤史生スレより

335 :花と名無しさん:2007/06/05(火) 22:56:47 え?でも佐藤さんって独身でしょう? 創作活動時間って、生活全部創作活動時間じゃないの?

もしかして結婚してんの?私が知らなかっただけ?
生活費の心配あんまりしなくていいってこと?

教えて下さい<(_ _)>

336 :花と名無しさん:2007/06/05(火) 23:54:27
れ?佐藤さんは既婚者じゃなかったっけ?
それは烏図さんか?

まあ335には、嫁にいってなくてもコナシでも、
親の介護っつー家事労働は生じたりもするぞ、
年取るトナー、と言っておこう。

340 :花と名無しさん:2007/06/06(水) 21:19:06
>>335
佐藤さんが未婚か既婚かは知らないが、
一般に既婚よりむしろ独身女性のほうがよっぽど親の介護にはアテにされる
結婚してれば、
自分の家庭や、ダンナの親という「言い訳」もできるからね

340さんにそうなんだよ、そうそう!と深く何度もうなずいた。
ずっと独身で働いてたりすると、親との同居/別居にかかわらず、
結婚した場合よりも、親からの
「介護が必要になったとき面倒をみてくれる」という期待が大きいと思う。
自分だけの感覚かと思ったがそうじゃないらしい。
とくに女性が独身で年配になるまで働いていたりすると、
一人暮らししてても、
「いつかは家に帰ってきて面倒見てくれるだろう」と
親は思いがちだ。根拠もなく。
それでも親は娘にプレッシャーをかけまいと思うだろうから、
期待はしつつも口に出して直接は言わないかもしれないが、
親以外の周囲の人(親戚とか)が、思い込みで悪気もなく
「いつかは実家にもどるんでしょ」なんて言ったりすることも
あるだろう。
おぼろげながら私も昔言われたような記憶が。

母が父の介護をしている時期、姉はすでに結婚していて
私はしてなかったから、親から直接言われたことはないけど
若干そういうプレッシャーを感じていたのは確かだ。
当時、私は年末年始は必ず実家に帰って正月準備+介護の手伝い。
既婚の姉は自分の家や家族もあるので、年末と年始1日ずつ日帰り対応。
やっぱり独身者のほうがより多くを期待されてたのかも。

私の場合、介護っていってもふだんは最低月1回、母の要請に従って
手伝いに行く程度のものだったが、それが続いている間は、
相方とコンビ結成(笑)はしていたが、自分が結婚するなんて
まるで考えなかった。
自分の仕事と、自分の面倒見ることと、たまの介護のお手伝いで
私のキャパシティではほとんどいっぱいだったから。

だから自分が30代のうちに父が亡くなって、気分的にも時間的にも
楽になってまもなく、マンション購入というものすごく現実的な
きっかけながら婚姻届を出してしまったことは、
ある意味ラッキーだったのかもしれない。
「月イチ介護生活」があのまま10年くらい続いて40代になっていたら、
いまさら結婚したいとか思わなかったような気もする。

それにしても、独身男性は実家に住んでても
女性ほどこういうプレッシャーにはさらされないということに
対しては、元独身女性としてはなんだか不公平に感じる。
でもよく考えたら、このプレッシャーのおかげで覚悟して、
ある程度準備もして親の介護にとりかかる女性と比べると、
他に頼れる兄弟もいない独身男性が、結局親の介護をしてくれる「嫁」
も見つからず、本人の心構えもないまま介護に突入してしまうほうが、
本人にとっても親にとっても不幸なのかもしれない。
(条件が限定されてるからまともな比較にはなってないが。)
ちゃんと家事能力がある男性だったらまだいいが、
それまで親にやってもらってたりしたら、まず自分の身の回りの
世話から覚えないといけないんだから、それは大変なことだろう。

やっぱり独身・既婚、女性・男性を問わず、親が生きている人は
誰でも介護の当事者になることを想定しておかないといけないと
思うんだけどねー。
「独身の娘がいるんだから同居して面倒を見るのがあたりまえ」
とかいう押しつけではなくてね。
今配偶者がいる人だって、将来独身に戻る可能性もあるし、
親が別の兄弟と同居していたとしても、転勤などで状況はいくらでも変わる。
親の介護はいつでも自分自身の問題としてとらえておいたほうが絶対いい。

しかし、私が清原なつのと並んで好きな漫画家、佐藤史生のスレで
ご本人とは関係ないとはいえ、こんな発言見るとはねー。
1980年代に多く作品を発表した漫画家さんだから、
作家も読者層も、ちょうどそういう問題に直面する年代になった
ということか。

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2007/04/23

大人になってかみしめる

職場(客先)で私には直接関係ないびみょーな不平不満を目にして、
「技術の話をしてもエライ人にはわからんのですよ」
という感想を抱いたのだが、すぐにはっと気づいた。
これって「機動戦士ガンダム」のセリフの引用じゃん。
正確には
「○○なんて飾りです。偉い人にはそれがわからんのですよ」
だけどねー。
すごいぞ、「偉い人には」だけでぐぐってもすごい数出てくる。
とりわけ技術まわりの仕事をしていると、
このセリフを言いたくなる状況がしばしば発生するんだよなー。
偉い人はさっぱりわかってない状況下でさてどうするか、というのが
大事なところだけど。
こういう普遍的(?)なセリフがちりばめられたファーストガンダムって
やっぱりすごいな。
初回放映当時小学生だった私には絶対実感のわかないセリフだもんなぁ。

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2006/03/31

花岡おばちゃんに会いたい

出ると聞いてたのにしばらく買うのを忘れていたハヤカワコミック文庫
「花岡ちゃんの夏休み」清原なつの著、を買った。
表題作なんて、描かれたのは今から30年近く前だよ!
描かれたその年に生まれた人だって立派な社会人。
つか、かつての同僚にいたな。
まぁ、当時私もリアルタイムでは読んでなかったけど、まだ年齢ひと桁だったしなぁ。
この花岡ちゃんシリーズで清原氏は男性読者(主に大学生)をゲットしたそうだから、
コアなファン層は私よりもだいぶ上の年代なのだった。
子供が成人してるくらいの。

年月の流れに感嘆しつつ、あらためて花岡ちゃんシリーズを読んでみて思ったのは、
当時としては異色なヒロインだったという花岡ちゃんの偏屈さとか不器用さの描かれ方が、
今となっては大変素直な少女マンガになってるなあということ。
それから、一番思うのはなぜか
「みのしまさんみたいな人ってほんとにいるよね」ということだったりする。
コドモだった私はああいう人間が実在するかどうかも知らず、
その点ではあんまり実感なかったんだなー。
だから今読むと昔よりみのしまさんのキャラクターにリアリティを感じるの。
あと、みのしまさんと花岡ちゃんの関係にも。

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