« さすがに自分は捨てられない | トップページ | 個人的阿佐ヶ谷南地区スーパー事情 »

2010/10/20

がっかりの連鎖

19世紀末生まれの私の母方の祖父は、当時はわりと珍しいサラリーマンだったが、
詳細は知らないけれど文章も書き、まだ東京下町に住んでいた大正時代に、
懸賞小説で入選して30円だかの賞金をもらったこともあるそうだ。
子供が育っていって戦争もあって生活が大変だったせいか、執筆活動はその後続かなかった
ようで、私が知っている祖父はただのこわい感じのつるっぱげでヒゲのおじいさんだった。

そして最近、編集者をしていて、取材して原稿書いたり、書籍を出すのにかかわったり
している姉を見て母が「やっぱりおじいさんの血かしらねえ」と言ったそうだ。
東京へ戻る高速バスの中かどこかで、姉から聞いた。
えー、私のほうが学生時代はバリバリ文章書いてたんだけどー。
今はコンピュータで商売してるけど、雑誌に原稿だって書いたことあるんだよ!
と思ったけど、その場に本人はいないし。
もうこんないい年齢なのに、親から正当に評価されないとくやしいもんなんだなあ。
逆に言うと、親なんて「本屋で売ってる本や雑誌に名前が出てる」というくらいでしか、
子の仕事を評価できないんだろうし、しかたないか、と思う。

職場で私の仕事やスキルを評価してもらうほうがまだ簡単かと思いきや、
つき合いの長い親ですらこんな感じなので、
つき合いのほとんどない会社のえらい人なんかわかるわけがない。
さらに、派遣の人は評価したりされたりする機会が皆無だからなー。

と、まったく関係ないところまで行き着いて、がっかりしてしまうのだった。

|

« さすがに自分は捨てられない | トップページ | 個人的阿佐ヶ谷南地区スーパー事情 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/53222/49795647

この記事へのトラックバック一覧です: がっかりの連鎖:

« さすがに自分は捨てられない | トップページ | 個人的阿佐ヶ谷南地区スーパー事情 »