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2007/04/04

さいはての契約社員 5

頼りになる同僚のこと

仕事において、
私が「ありがとう」と思う回数がいちばん多かった対象
過去の自分だってことに最近気づいたのだよ。
私は、過去にやった作業の細かいとこ(どんなコマンド打ったかとか)を
速やかに忘れてしまうので、
書いておかないと後で困りそうな作業記録はできるだけ詳細にとってある。

それを参照するとき、
特に、引き継ぎという概念の存在しないこの現場においては、
今ここにある設定とか状況を調べて、試行錯誤の結果うまくいったときの
自分一人でこつこつ作った手順は、大変役にたつ。
ああ、何も教わっていないのに自分一人でよくぞここまでやりました
ありがとう、えらいぞ過去の自分。という気持ににしばしばなるわけですな。
たまに、自分が作業したことをすっかり忘れているときがあり、
過去にしっかりやりとげている記録を見て自分で感心することすらある。

現場の人たちはとにかく仕事を丸投げしてこようとする。
満足な説明すら得られないことも多いため、
作業に必要な情報を集めるだけでもひと苦労だ。
現実問題として、たよりになる同僚は過去の自分しかいないのだよ。
あと、自分がいままでしたことのある作業とか経験したことの
ある事象のあらまし(インデックス)を検索する能力は大事。
作業の詳細はちっとも覚えてないのだが、
過去にこういうことあったなーと思い出す記憶力はけっこうある。
まあこれは男子にとって
過去のびっくりするほど細かいことを覚えている」という
女子の特性かもしれないけど。

そして、試行錯誤の末、一人で作業が完了したときは
「おお、できたできた、すごいじゃん自分」
と自分で自分をほめる。これしかない。

それから、たくさん仕事があるときは
「別にこんなの全然へーき!
私はある日の昼に突然呼ばれて、かかわったことのない仕事に
臨時で駆り出されてそのまま徹夜したことだってあるし、
それ以外にももっともっときっつい仕事も、
100万倍くらクリティカルな仕事もいっぱいやってきたんだから、
こんな仕事はへでもないさ!」
と思って自分をはげます。
そういう視点で見ると、私がいつもやってることって、
ほんとにへでもない仕事ばっかりなんだけどな。ははは。

頼りになる同僚も、時には仕事のやり方を教えてくれる上司さえも、
ぜーんぶ過去の自分なのであった。
私は現場の他の人から仕事を頼まれるばかりで、
他の誰にも自分の仕事を手伝ってもらってないしねー。
完全に底辺の人。
まあ、そのほうが、自分ひとりでなんでもできるようになるから
いいんだけど。すべてが自分の身についてるというか。
上のほうの人なんて自分ひとりでなんの仕事ができるというのか。
私はまだまだこれから働いていかないといけないからなぁ。
ここで、ではなくて、社会で。
つぶしのきかない人間になってはいけないのだ。

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